CHAPTER 08 · TOPIC 02
中央値検定
独立二群を合併中央値の上下へ分け、超幾何分布または二比率近似で比較します。
中央値検定(Mood's median test)は、独立二群の合併中央値を境に各観測を上・下へ二値化し、両群が同じ側へ入る割合を比較します。
適用する研究デザイン#
| 設計 | 方法 |
| 独立二群、合併中央値の両側割合 | Median test |
| 独立二群、全順位情報 | Rank-sum / Mann–Whitney |
| 一標本または対応 | Sign / Signed-rank |
仮説と2×2表#
| 合併中央値より上 | 下 | 合計 | |
| 第1群 | m₁ | n₁−m₁ | n₁ |
| 第2群 | m₂ | n₂−m₂ | n₂ |
| 合計 | M | N−M | N |
中央値と同値の観測は事前規則で処理します。一般に除外しますが、同値が多いと結果が規則に敏感になるため必ず明記します。
超幾何確率#
有利な配置
全配置
表の確率
これは観察表一つの確率であり、両側p値は同等以上にH₀と不整合な全表の確率を合計します。Fisher正確検定と同じ条件付き計算です。
合併中央値の両側の個数#
Nが偶数
Nが奇数で中央値を除外
大標本の二比率近似#
比率差
合併比率
Z統計量