CHAPTER 04 · TOPIC 06
母分散の推測
一母分散のカイ二乗検定、二母分散のF検定、pooled tとWelch tとの関係を学びます。
母分散の推測は、データのばらつきが指定基準に等しいか、または二母集団の分散が等しいかを調べます。正規母集団では一母分散にカイ二乗分布、独立二母分散の比にF分布を使います。
一母分散のカイ二乗検定#
両側
左側
右側
カイ二乗統計量の構成#
正規母集団の独立標本でμをX̄により推定すると自由度を一つ失い、標本分散の標準化は自由度n−1のカイ二乗分布に従います。
μ既知
X̄でμを推定
H₀下の観察統計量
両側検定の棄却域#
二母分散のF検定#
等分散仮説
F統計量
分子と分母を交換するとFは1/Fとなり、二つの自由度も交換します。
F検定が二つのカイ二乗変数から生じる理由#
第1群
第2群
自由度で割った比
pooled t、Welch tとの関係#
| 方法 | 問い | 設定 |
| 一母分散χ² | σ²=σ₀²か | 一つの正規母集団 |
| 二母分散F | σ₁²=σ₂²か | 独立した二正規母集団 |
| Pooled t | μ₁=μ₂か | 等分散を追加仮定 |
| Welch t | μ₁=μ₂か | 等分散を要求しない |